Panasonicのクロモリフレームについていたパーツたち

前回の投稿で検証したPanasonicのクロモリフレーム。

今回はその構成部品を確認します。

まずはハンドル周り。

ハンドルはバーハンドルです。グリップはべたべたになっていたので、外しました。ステムは鉄製のプレス品です。アルミの鋳物や削り出しなどではなく、なんだか安っぽい感じが…。シフトレバーはフレームにWレバーの取り付け部がありますが、使用されずにハンドルについています。

昔、友人が乗っていたマウンテンバイクがこのタイプでした。ハンドル周りがほぼ一緒です。

ヘッドセットは鉄製です。これはもともとついていたオリジナルでしょうか?メッキがかなり荒れています。剥げてしまっている部分があるので、磨いてもピカピカにはならないかもしれませんが、なんとか使用はできるかもです。錆がひどいので刻印などは今の状態では確認できません。

サドルはPanasonicのステッカーがついています。表面はガサガサに硬くなっていますが、使用はできそうです。シートレールは鉄製で全体に錆が出ています。

写真を撮り忘れましたが、シートポストはアルミ製のしっかりしたものが使用されています。

続いて、クランクはSHIMANOでしょうか。チェーンリングは2段で、SHIMANO biopaceと書かれています。よく見ると、完全な円形ではありません。楕円でもないような、不思議な形をしています。錆が多いですね。

ペダルはMKSの物がついています。このペダル、平らな面がすぐに下を向いてしまうんですよね。

フロントディレイラーはよくわかりませんでしたが、たぶんSHIMANOかな?こちらも錆さび

リアディレイラーです。SHIMANO LIGHT ACTIONと書いてあります。こちらもメンテナンスのやりがいがありそうです。手で触ったところ、固着はないです。

リアは6速です。スプロケットは磨いてきれいになるかなぁ。

リムは一番最初に気づいたこの目立つ赤ステッカー。ARAYA 700Cです。タイヤは28cが装着されています。ハブは写真を撮り忘れましたが、なにかロゴがついていました。今度調べてみます。

ブレーキはDIA-COMPEの物がついています。前後とも同じものが揃っています。アルミ部分は磨きがいがありそうですが、鉄の部分は、新品パーツが手に入れば交換したいですね。シューは交換ですね。

Wシフトの土台です。せっかくのクロモリフレーム。Wレバー仕様で復活させたいですね。そういえば、DURA-ACEのWレバーが製造終了するらしいですね。在庫があるうちに買っておかなくてはと思うのですが、お金がありません 笑

チューブの塗装に跡がついていますが、もしかしたら前の塗装の跡でしょうか。何かヒントになるかな?

ハンドル周り以外はロード用でしょうか、なかなかいいパーツが使われています。使えるパーツは磨いてメンテナンスして再利用。ハンドルはドロップハンドルに交換。いずれリアは9速か10速に交換したいですね。旧タイプのエンド幅のため、それをするにはリアエンドを広げる儀式が必要になります。チャレンジしちゃおうかな。そしてフレームにはせっかくのPanasonicのフレームなので、Panasonicのステッカーを貼りたいですね。

なんとなくロードバイクとして復活させるためのイメージが湧いてきたので、少しずつにはなるかもしれませんが、作業していこうと思います。