先日、スクラップ屋に遊びに行ったらニッセンの石油ストーブを見つけました。前から気になっていた機種だったので迷わず購入!1000円でした。安い?
ニッセンストーブといえば、真鍮製にガラスホヤの高級感あふれる金ピカのものが有名ですが、こちらは普及型?といえばいいのでしょうか、庶民的な方のモデルです。シルエットは真鍮タイプのものに似てますね。
立派な真鍮製の銘板が鋲で止められてついています。
型番は「ニッセン 石油ストーブ KS-5型」と書いてあります。耐震消火装置はありません。タンク容量は5.8L、燃費は0.73L/hと記載されています。スペックはコロナなどの白い寸胴タイプのストーブと同じくらいじゃないかと思われます。こっちのほうが見た目がおしゃれで好きです。そして、メーカの正式名が「日本船燈株式会社」、略してブランド名の「ニッセン」なんですね。船のランプの会社だったのですね。
最近のストーブにも張ってある合格証。こちらも鋲でとめられています。最近のものはシールなのでこちらのほうがかっこいいですね。そして、各所に埃が固まっています。
ホヤとフレームです。フレームはメッキ仕上げですが、錆が出ていてメッキ剥がれも所々に見られます。ここにカッコいい「nissen」のロゴが!60年代っぽいデザインですね。カメラのキャノネットのロゴなんかに似てるかな。60年代のアメ車なんかにもこんな感じのロゴがついていますね。ホヤにも埃と錆があります。
ロゴがある側はメッキの状態が割といいのですが、反対側は全体的に荒れています。磨いて復活できるかどうか。
天板です。こちらも埃いっぱいです。それと、雨で埃が固まってしまっています。五徳なのか?天板の上にもう一つ部品があります。この上にやかんを置くのでしょうか。最近のストーブにはありませんが、なんだかいいデザインです。
錆と埃を落としていきたいと思います。そのためにまずは分解を進めていこうと思います。