秋になって日が沈むのが早くなってきました。
夏の間は7時過ぎまで明るい中でバイクいじりなどができていたのですが、暗いと作業も捗りません。バイクや工具を置いている小屋には照明があるのですが、大きなものをあつかう作業をするには狭いので、基本外で行っています。
これまではハロゲン投光器を使って作業をしていましたが、コードの取り回しが面倒でした。そこで、中華製の充電式LED投光器を購入しようかと調べていたところ、Amazonで自分の使用しているマキタの電動工具用バッテリーから12v電源を出力することのできるアダプターを発見。これと自動車向けLED作業灯を使用してポータブル作業灯を作ることにしました。
買っちゃいました。左がマキタのバッテリーからUSBと12v電源を取り出すアダプター、右が12v36wのLED投光器です。
開封しました。NLAセレクトの作業灯向けバッテリーアダプターです。黒色の本体と、電源取り出し用ケーブル、作業灯固定用の金具、圧着端子がセットになっています。
バッテリー取り付け部です。マキタの電動工具と同じ形をしています。
早速、自分のマキタ18v6.0Ahバッテリーに装着してみました。作りはとてもよく、ぴったりとバッテリーがはまります。この状態で、USBモバイルバッテリーとして使用することができます。モバイルバッテリーでの容量表記は3.7vでの表示となるので、18v6.0Ahだと、3.7v29.189Ahとなり、約30000mAhのモバイルバッテリーです。めちゃくちゃ大容量です。
作業灯の開封画像を撮り忘れました…。後ろに写っているものです。NLAセレクト推奨の48wではなく、安く売っていた36wのものを使用します。
Amazonで購入の「Safego 36W 作業灯 LED ワークライト 広角 フラッドライト 12発 12V 24V兼用 汎用 防水 耐震 車外灯 農業機械 角形 ホワイト 6000K C36W-FL 」です。3wのLEDが12個ついています。付属品は本体と取り付け金具、取り付け用のネジだけでした。説明書は付属しません。レビューには防水が弱いとありましたが、今回は水に濡れる使用はしないものなので問題ありません。確かにパッキンがはみ出したりめくれたりしていて怪しいです。
LED作業灯の線と、バッテリーアダプターからの線を接続するために、圧着端子を圧着工具を使って圧着します。
作業灯側、完了です。
バッテリーアダプター側です。こちらは銅線がはんだ処理されています。自分の購入したものははんだが厚すぎて圧着端子の穴の中に入りませんでしたので、入るようにはんだ部をペンチでつぶして調整する必要がありました。また、圧着後も接触不良があり、再度場所をずらして圧着しました。
圧着完了です。
端子同士を接続します。とりあえず赤同士をつなぎました。これで、接続すればLEDが発光するはずです。
接続するとしっかり発光しました。眩しいです。眼が眩むほどの明るさです。
点灯が確認できたので、台座を取り付けます。
アダプターに台座の取り付け用の穴が開いているのでそこに取り付けます。上からボルトを入れて、下からナットでとめます。取り付けのボルト、ナットワッシャーなどは、アダプター付属のものを使用します。作業灯に付属のものは長すぎて最後まで締めることができません。また、下の隙間がほとんどないので、ワッシャーを入れる位置も考えなくてはなりません。この順番は説明書にも書いていなくて、じっくり考える必要がありました。
自分は、上からボルト、ばねワッシャー、金具、本体、ワッシャー、ボルトの順で取り付けました。
取付完了です。次に、金具と作業灯を取り付けます。左右に2か所ずつボルトを取り付けます。
取り付けようとしたところ、付属のボルトがネジ穴に入りません…。アマゾンのレビューにもそう書いてありました。中まで塗料が入っているようにも見えます。
タップでネジ穴を修正します。もともとの穴が垂直に開いていないようで、斜めに入っていきます笑 中華クオリティです。
修正後、つるつるの溝が切れました。これで取り付けることができます。照射角度を調整しながら位置を合わせてボルトを締めます。
完成しました。今回は難関があったので、時間がかかりましたが、スムーズに作業が進めば30分もかからずに組み立てることができます。
明るさは車のヘッドライトくらいはあると思います。20メートル先が識別できるくらいはあります。点灯時間も使用したところ3~4時間くらいのようです。高性能の作業灯を格安で簡単に作ることができました。1台だけだと影ができてしまうので、もう一台の制作も検討中です。
調子が悪くなったため、改造しました